【介護保険申請】申請方法は?簡単に解説!

隣のAさん、ディサービスに行って楽しそう!

一体、私はいつサービスを受けられるのかな?

親が寝たきりになりそう・・・

いつサービスが受けられるのだろう?


結論からいうと、待っていても介護保険サービスは受けられません!

この記事では介護保険の申請方法を簡単に解説します。

概ね5分ほどで読めますので、お気軽にどうぞ♪


【介護保険申請】ステップ1

まず、介護保険申請を受けるためにはどうすれば良いのだろう?

まずは相談!

相談と言ってもどこに相談すればいいの?

まずはお住まいの市区町村の窓口に相談してみましょう。

市区町村の役場には、「高齢者福祉課」や「介護保険課」などがあり、介護全般に関する相談はもちろん、地域包括支援センターの案内などをしています。

窓口に直接相談するも良し、電話で相談するも良しです。

市町村窓口にて書類を提出

介護保険サービスを利用するには、まず要介護認定の申請をしましょう。
申請する際の必要書類等は電話等で問い合わせた際に事前に聞いておきましょう。

・65歳以上の方は介護保険被保険者証が必要です。

・40歳~64歳の方は医療保険証が必要です。

尚、申請は直接窓口に行く必要がありますが、ご本人ではなく、ご家族や代行業者に委託する事もできます。

また申請にはお金はかかりません。

【介護保険申請】ステップ2

市町村窓口に介護保険サービスの申請を済ませた後は。

主治医依頼書提出と認定調査

市区町村が申請者の主治医に主治医意見書依頼をします。主治医がいない場合は、市区町村の指定医の診察が必要です。

また市区町村等の調査員が自宅や施設等を訪問して、心身の状態を確認するための認定調査を行います。

ここでは申請者の状態はもちろん、家族構成等を総合した調査を行います。

一次判定と二次判定

ここから申請者の要介護・支援度を決定する工程に入ります。

一次判定は認定調査でのチェック項目をコンピューターで判定します。

二次判定では一次判定の結果と、主治医意見書に基づき、介護認定審査会で要介護・支援度を決定します。


【介護保険申請】ステップ3

要介護・支援度が介護認定調査会で決定しました。

尚、この決定は申請した日から原則30日以内とされています。つまり、申請した日から一か月以内には要介護・支援度が決定される訳です。

また、この決定が不服の場合は介護保険審査会に不服を申し立てることができます。

認定結果の有効期限


認定された場合、認定の有効期限があります。

・新規の場合は6カ月

・更新の場合は12カ月

となっています。

身体の状態に著しい変化があった場合は期限内でも認定の変更が可能です。

【介護保険申請】ステップ4

要介護・支援度が決定したら、介護保険サービスを利用することが出来ます。


介護保険サービス利用開始



まずは、居宅介護支援事業者(ケアマネジャーを配置しているサービス事業者)を市区町村のホームページなど調べましょう。どこが良いかわからないときは、地域包括支援センターへ相談しましょう。もちろん、知人に詳しい人がいれば相談しても良いですし、いずれにしても、自身を担当するケアマネージャーを決めます。

担当のケアマネジャーが決まったら!そこからはこちらをご覧ください。